優秀なマネージャーに必要な能力は何だと思いますか?

真のマネージャーの存在が組織の業績を左右する

加速するグローバル化、多様性の受容、団塊の世代の退職による世代交代。
こうしたビジネス環境の急激な変化により、企業が人材に求める能力も大きな変化を遂げています。
今後3年から5年、世界経済は不安定な様相を呈する可能性が高いと言われている中で、主体的に考え行動するマネジャーの存在意義がこれまで以上に叫ばれているのです。

今日のマネジャーに求められる重要な能力の一つとして挙げられるのが、「人材」を通して成果を出すことですが、「人材」を通して成果を挙げるためには、いかに部下を組織やチームにエンゲージさせるかが、重要な鍵となります。

米国の調査会社i4cpが2007年に発表した18ヶ国、9万人を対象とした調査結果によれば、日本において「組織に充分エンゲージしている」と答えた回答者は全体のたった3%でした。「ややエンゲージしている」と答えたのは25%、「ほとんどエンゲージしていない」と答えたのが56%、「全くエンゲージしていない」との回答は16%もあり、他国(メキシコ、ブラジル、インディア、米国、カナダ、中国、イギリス、日本の8カ国)と比較をしても、最も組織へのエンゲージメントが低い国という結果が出ています*(1)。

また、同じくi4cp社が2008年に、776名の人事/トレーニング担当者に行ったアンケートでは、マネジャーこそが、従業員の組織/チームへのエンゲージメントに責任を持つべきであると、30.1%の人が答えています。続いてHRが22.1%、従業員自身という回答が15.5%、そしてエグゼクティブチームという回答が13.6%でした*(2) 。

これからのマネジャーは、こうした現状や背景を踏まえた上で、主体的に考え行動し、自身の果たすべき役割を遂行することが重要であるとAMAでは考えます。

一方、AMAが行ったコンピテンシー調査*(3)によれば、高業績を上げているマネジャーには、以下の共通したコンピテンシー(能力)が見られました。同じマネジャーでも、レベルによって求められる能力には違いがあることがわかります。

コンピテンシーアセスメントはなぜ必要?

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マネジャーレベル別 コンピテンシーランキング
ファーストレベルマネジャー
マネジャーの上司
部門マネジャー
コンピテンシー
重要性
コンピテンシー
重要性
コンピテンシー
重要性
信頼の構築と自己責任
4.19
行動指向
4.24
顧客重視
4.60
行動指向
4.16
意思決定力
4.22
行動指向
4.56
回復力とストレス耐性
4.13
問題解決力
4.21
口頭によるオリエンテーション
4.32
顧客重視
4.13
顧客重視
4.19
戦略的思考能力
4.30
成果重視
4.12
戦略的プランニング力
4.15
人的ネットワークの構築
4.30
戦略的思考能力
4.11
成果重視
4.14
意思決定力
4.27
自信
4.10
業務/技術のコア・スキル
4.13
変革の管理と指揮
4.27
問題解決力
4.10
戦略的思考能力
4.13
役割と責任の明確化
4.25
品質重視
4.10
信頼の構築と自己責任
4.12
リソース管理能力
4.25
※ここでの重要性の算出方法は、優秀なマネ
ジャーが持ち合わせていた能力の高さを5段階
評価 (5=非常に高い、1=開発が必要)で示し
たものです。
創造的思考
4.12
複雑な事柄の処理能力
4.25
戦略的思考能力
4.12

 

業務/戦術立案能力
4.12

*出典(1): The Institute for Corporate Productivity (i4cp)"Engagement Highlight Report" by Carol Morrison
*出典(2):The Institute for Corporate Productivity (i4cp)"Engagement Highlight Report" by Carol Morrison
*出典(3): AMA & ONPOINTCONSULTING "Competency Validation Study", 2008 May
*Institute for Corporate Productivity(i4cp、もとHuman Resource Institute社 )は、企業の生産性向上をテーマに活動する非営利目的の企業ネットワークであり、会員に対して ビジネスに関する調査結果やツール、テクノロジーを提供する組織です。サービスの詳細は 727-345-2226 もしくはResearch@i4cp.com まで。

真のマネジメント力を強化する、AMAのプログラム

マネジメントの基礎

企業の資本「人材」を如何に組織の戦略に連動させるかが、今日の企業の大きな課題となっています。こうした状況の中、これからのマネジャーには、「人」を通して、成果を上げる能力がこれまで以上に求められているのです。このプログラムでは、こうしたマネジャーに必要なスキルを体系的に習得できます。

ビジネスコーチング

「人材」を育成するために、最も優良な手法であるコーチング。コーチングを効果的に部下育成に取り入れることで、個人が持つ能力を引き出すことが出来ます。 又、コーチングは部下を組織やチームにエンゲージさせる上でも、有効な手段と言えます。
このプログラムでは、すぐに実戦に活用できるよう繰り返し実習を行い、録画した自身のコーチングスタイルを客観的に観察することで、スキル構築を図ることができます。

プログラムの詳細

・公開セミナー

現在予定はありません

問題解決&意思決定

ビジネス環境において、問題発生とは常に背中合わせであり、マネジャーにはそうした如何なる問題にも敏速、且つ主体的に対応する能力が求められます。このプログラムでは、解決策を確実に実行に結びつけるためのプロセスや、実行後の結果の評価方法を学びます。

プログラムの詳細

・公開セミナー

現在予定はありません

管理者に求められる計数管理の基礎

管理職には財務諸表から自社の現状把握から問題点の抽出、更には組織の全体像を見据えた提案・提言ができるマネジメントスキルが求められています。もはや計数管理は、財務部門だけの仕事ではなく、あらゆる部門のマネジャーにとって必須です。
このプログラムでは、財務担当者ではないマネジャーのための、経理と財務の基礎スキルを習得できます。

プログラムの詳細

・公開セミナー

2012年6月27-28日(英語)
2012年9月6-7日(英語)

プレゼンテーションスキル

どんなに素晴らしい企画力やアイデアがあっても、プレゼンテーション技術が未熟だとビジネスチャンスを逃してしまいます。又、チームメンバーに計画を伝える上でも、プレゼンテーション技術が未熟とあれば、理論的にそれを説明し、理解してもらうことが出来ません。このプログラムでは、プレゼンテーションをビデオビデオ撮りし、講師からのフィードバックを活かすことにより、理論的且つ、説得力のあるプレゼンテーション能力を身につけます。

プログラムの詳細

・公開セミナー

2012年7月18-19日(日本語)
2012年10月25-26日(日本語)
2012年7月10-11日(英語)
2012年10月22-23日(英語)

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