今年は横浜港開港150周年です。
記念テーマイベント「開国・開港Y150」に参加して、当時の日本がどのようなもの
だったのかと考えてみた方もいるのではないでしょうか。
私たち日本人は「欧米文明に追いつけ、追い越せ」と、猛烈な勢いであらゆること
を学び、わが身に取り込んできました。優秀なquick learnerと世界を驚かせ、
脅威であり続けた日本が、いま改めてどこを目指しているのかと問われれば、誰もが明確な目的地を指し示せずにいます。
明治政府の立役者たちは、未来をどのように描いていたのでしょう。
当時にタイムスリップし、坂本龍馬や西郷隆盛になりかわり、たどった運命に沿って彼らの感情を疑似体験してみると、いまの自分にとって、ヒントとなる考えが浮かび上がってきます。
このように、将来のビジョンを描くうえで、歴史は時空を超えてイマジネーションを広げてくれます。当時の価値観を破る未来を、その時代に生きた人たちは描いていたのではないかと思います。思考を解き放って、次はあなた自身の未来を描いてみてください。
20年後の自分がどうなっているか、世界がどう変わっているか、想像を自在に巡らせることで、いまは見えない何かが、姿を見せてくれることでしょう。
20年先は、人口は1億人を切っているかもしれません。あらゆるものがハイテク化され、駅の改札口や空港、コンビニ、レストランなどサービスは無人が当たり前となって、人と触れること自体に価値が生まれるような世の中になっていても不思議ではありません。CDやDVDなどの、蓄積された時間は無料となるかわり、コンサートやライブは驚くほど高額になっているかもしれない。
そして、海外から多くの有能な人材が流れこみ、日本は人種のるつぼと化しているかもしれない。
このように、発想はどこまでも広がっていくのではないでしょうか?
ところが、今は多くの場合、単視眼的なものの見方に捉われてしまっているように思います。
例えば、「過去数年の実績をもとに考えると、来年度は売り上げを○○パーセント挙げることはできるだろう」といった、前提条件をもとにした、原因、結果の因果律でしか、物事が考えられないという人がいます。こういう人は、「因果律の罠」にはまっている状態にあるといえます。いま自分が知っている世界観だけで20年後を設計すると、想定内のこぢんまりとした世界になってしまいます。
それは、思考に自ら枠を設定しているのと同じことなのです。そうではなく、新しい理念、 新しい行動様式を、自由なイマジネーションで生み出すことにこそ、人生の真の価値があるのではないでしょうか。
>>つづく
(野崎稚恵=文)
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福田俊夫
アメリカン マネジメント アソシエーション インターナショナル
在日代表
英国レディング大学留学を経て1991年株式会社マネジメントサービスセンター入社、グローバルプロジェクトチーム リーダーとして米国パートナー のディベロップメント ディメンションズ インターナショナル(DDI)と連携しグローバルアカウント企業を担当。
2002年アメリカン マネジメント アソシエーション インターナショナル入社。海外プロジェクトを担当。営業部長、副代表を歴任し、経営者および次世代リーダーのためのエグゼクティブコーチング、グローバルリーダー育成、女性ビジネスリーダー育成事業を立ち上げる。2007年より在日代表。
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第2回
未来の他者から見えてくるもの
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【対談:津村英作氏】
「自分らしさを築く他者の視点」
第6回
【対談:津村英作氏】
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【ピーター・ドラッカーからの手紙】
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